「 銀行での現金預金はリスクだ 」を鵜呑みにしてはいけない理由

現金預金 積立投資
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以前こんな記事を書かせていただきました。

参考【インフレ】物価上昇率が年2%の場合100万円の10年後の価値は?

物価上昇に備えるためには現金預金でなく投資が大切です。

という記事です。

しかし本当にそうなんでしょうか?

投資はやらないより絶対にやったほうがいいと思います。

でも一概に投資が正解とは限らない場合もあるんです。

今回はそんなお話です。

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日本の物価上昇率

物価が上昇すると現金の価値が下がります。

インフレってやつです。

毎年日本が目標にしている2%ずつ物価が上昇すると10年後には現金の価値が約18%下がります。

100万円が82万円の価値になります。

1,000万円なら820万円。でかい。

でも毎年2%ずつ物価が上昇するとです。

実際のところどうなんでしょう。

2000年以降の物価水位のデータです。

物価水位

引用:IMF

ヒロシ
ヒロシ

ぜんぜん2%も上がってないじゃねーか。

そうなんです。

むしろ下がっているときすらあります。

デフレってやつですね。

現金預金で持っていたほうがいい場合

投資より現金預金で持っていたほうがいい場合。

ズバリ物価が下がったときです。

FPチェーン
FPチェーン

デフレってやつじゃ。

例えば一個200円だったりんごが、一個100円にさがったとしましょう。

今まで1,000円で5個しか買うことができなかったのに、1,000円でりんごが10個買うことができるようになります。

ヨメ
ヨメ

あら不思議。

現金で持っててよかったね。って話です。

これが株や不動産などに投資していると一般的には物価と同じように、株や不動産の価格も下がってしまいます。

現金こそ不変の価値なんです。(大げさ)

まとめ

ハンバーガー

「 現金預金はリスクがあるから投資をしたほうがいい。」

これ間違ってはいないんですが、銀行や証券会社、不動産屋の営業トークでもあります。

ではどうすればいいのでしょうか?

答えは周りに流されずにしっかり勉強すること。

手数料の低い投資をすること。

例えば、牛丼屋などのファーストフードやしまむらなどのお得感のある企業はデフレに強い企業とされています。

デフレのときのしっかり株価を上げています。

逆にインフレの時に強い企業は、不動産や貴金属などの商品を扱う会社です。

インフレ・デフレに対応できるようバランスを考えて投資をすることが大切です。

また本ブログでおすすめしているiDeCo(イデコ)やつみたてNISAは、短期決戦でなく20年後以降に結果が出ればOKという制度です。

データで物価上昇全然してないじゃないか。と思いますが、さすがに20年後は今よりも物価が上昇しているはずです。(願望)

さらに税制優遇もあります。

iDeCo(イデコ)に関しては、投資額が所得から全額控除(マイナス)できるので、買った商品がプラスにならなくっても勝ちです。

老後の資金のことを考えると現金預金しておくよりは、投資をするべきことは明らかですね。

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAなら、少額から通常よりもお得に投資信託を買うことができるので、投資の第一歩に最適といえます。

iDeCo(イデコ)?つみたてNISA?という方は下記記事をご参照のうえ、第一歩をスタートしてみてください。

関連【インフレ】物価上昇率が年2%の場合100万円の10年後の価値は?

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この記事を書いた人
ひろし

ファイナンシャルプランナー。
30代。二児の父。詳しいプロフィールはコチラ

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