SBI証券でイデコを運用している人なら気になっている人も多いのではないでしょうか。
そう2018年11月に新しく登場した「セレクトプラン」です。
SBI証券のイデコは、豊富な商品ラインナップを揃えていました。
しかし2018年5月に確定拠出年金に関する法律が改正され、商品数の上限が35本に制限されてしまいました。
多すぎて消費者にとってわかりづらいんじゃね?
余計なお世話じゃね。
そこでSBI証券は、既存のイデコを「オリジナルプラン」とし、新しく「セレクトプラン」をつくることで、商品数の上限を突破するという荒業に出ました。
意味ね~。
セレクトプランには、今までのオリジナルプランにはなかった、超低コストのインデックスファンド「eMAXIS Slimシリーズ」があります。
eMAXIS Slimシリーズは、『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018』において、7本も受賞している魅力的な超低コストのシリーズです。
引用:三菱UFJ国際投信
イデコは長丁場です。
手数料は少しでも安いほうがいいよね。
ということで、私もセレクトプランに変更して「eMAXIS Slimシリーズ」に積立投資をすることにしました。
プラン切り替えのタイミングが難しい
プラン変更すると決めたら、なるべく早いほうがいいですよね。
資産総額もなるべく少ないうちに行いたい。
しかし、11月に発表された新プランになかなか移行できない理由がありました。
※プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を当社任意のタイミングで全売却し、現金化した上で資産の移換を行います。資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。詳しくは、プラン変更時に当社からお送りする資料をご確認ください。
引用:SBI証券
そうです。
今運用しているイデコを一度すべて売却して現金化。
その後、資産を移行するということです。
なんでタイミングが難しいかというと、負けてるときに一度すべて売却して現金化ってのが嫌ですよね。
一瞬でも負け確定。
2018年の後半から、どんどん下がりマイナスが膨らんでいました。
その後ジワジワと回復してきて±ゼロになったのが、2019年3月。
資産の移行には2~3か月かかりますと書かれているので、移行のタイミングでどうなっているかわかりませんが、そこはしょうがない。
思い切って2019年3月2日に変更申請を提出してみました!
手数料分負けていますが、運用実績ではわずかにプラスです。
S&P500買うぞ~!
オリジナルプランからセレクトプランへの変更方法
下記変更スケジュールです。
皆様のタイミングに読み替えて参考にしてみてください。
- 2018年11月資料請求SBI証券のHPからプラン変更に必要な資料を請求。資料は5日程度で届きました。
- 2019年3月2日プラン変更届提出必要事項を記入してポストに投函。
- 2019年4月15日プラン変更用の書類到着IDと初期パスワードのお知らせ到着。
- 2019年5月8日待機資金へ変更オリジナルプランで購入していた投資信託が待機資金へ変更完了しました。
- 2019年5月21日セレクトプランへ移行オリジナルプランの管理画面にログインできなくなり、待機資金が移行されました。
- 2019年5月24日移行完了セレクトプランへと移行された待機資金で指定した銘柄の購入が完了しました。
書類を郵送してから何も音沙汰がなかったので、心配になり問い合わせをしてみました。
すると下記回答がすぐに来ました。
仮に3月5日までにSBI証券にてお客様のプラン変更届を不備なく受領していた場合、セレクトプランの「IDおよびパスワード」が4月中旬にSBI証券より送付され、4月26日引落分より、セレクトプランでの引落開始となります。
この場合、現在加入されているオリジナルプランでの最後の拠出は、2019年3月26日引落、2019年4月11日拠出となります。オリジナルプランでの最終拠出後、お客様が保有中の商品の売却が行われ、現金の状態でセレクトプランへ移換されます。
実際の送金時期につきましては、6月以降を予定しております。(大型連休の影響で送金時期が前後する可能性がございます。予めご了承ください。)
また3月6日から4月5日までにSBI証券にてプラン変更届を不備なく受領していた場合、セレクトプランの「IDおよびパスワード」は5月中にSBI証券より送付されることとなり、上記より送金等のスケジュールは1ヶ月ずれ込むこととなります。
早まってすみませんでした。
音沙汰なくても少し待っていましょう。
プラン変更に必要な資料の請求
ネットで完結すると嬉しいんですが、やっぱり紙です。
SBI証券のHPからプラン変更に必要な書類を請求します。
上記「プラン変更手続きはこちら」から、進みます。
プラン変更(オリジナルプラン⇔セレクトプラン)から必要事項を入力します。
比較的すぐに書類は到着した気がします。
タイミングを見計らってプラン変更したい人は、とりあえず書類だけ取り寄せておくとよいでしょう。
プラン変更届の提出
こちらがプラン変更届です。
記入事項は少ないです。
- 加入者ID
- 基礎年金番号
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 連絡先
- どのプランに変更したいか
- 本人確認書コピー(免許書など)
あっという間に書類はできます。
唯一、基礎年金番号を調べるのが面倒だと思いましたが、イデコの「加入者情報」の欄に記載がありました。
新しいIDとパスワードが到着
郵送で書類が届きます。
5日までに処理された場合、書類の到着は翌月中旬と書いてありますが、私はぴったり15日に書類が到着しました。
セレクトプラン用の新しいIDとパスワードが記載されているので、SBIベネフィットシステムにアクセスして入力します。
今までオリジナルプランでログインしていたURLと同じページです。
セレクトプラン用のIDでログインした後、パスワードを再度設定します。
SBI証券のイデコのセレクトプランにログインできました。
この時点では資産残高は0円です。
オリジナルプランからセレクトプランへの現金の送金は6月以降の予定でしたね。
楽しみです。
2019年4月11日拠出がオリジナルプランの最終拠出となっているので、すでに売却して現金化済みってこと?
掛け金の配分割合の指定
新しいセレクトプランでは、まだ掛け金の配分割合の指定がされていません。
書類が届いたらなるべく早く設定してしまいましょう。
実際は、5月21日までに割合を指定すればいいみたいです。
設定方法はオリジナルプランの時と同じなので下記記事を参考にしてください。
参考SBI証券でのiDeCo(イデコ)の掛け金の配分方法・運用商品の買い方
設定完了!
USA!USA!
セレクトプランの人気ランキングはeMAXIS Slimシリーズで埋め尽くされていました。
そして、ひふみ年金はランキング外でした。
やっぱりeMAXIS Slimシリーズを買いたくてセレクトプランにする人が多いんでしょうね。
待機資金に変更完了
オリジナルプランで購入していたすべての投資信託が待機資金へと変更完了しました。
損益もわずかですがプラスになっています。
いいタイミングで変更申請できたのではないかと思います。
セレクトプランへ待機資金が移行
セレクトプランへ待機資金の移行が完了すると、オリジナルプランの管理画面へのログインができなくなります。
IDが有効でないと出ていますね。
セレクトプランの管理画面へログインしてみるとオリジナルプランから資産残高が移行されていました。
まずは、待機資金という形になっています。
プランの移行完了
ついに、ついにSBI証券のオリジナルプランからセレクトプランへの変更が完了しました。
初日からマイナスやん。
移行完了は6月以降かと思っていたのですが、思ったより早めに完了しました。
3月2日に変更申請をポスト投函してからプラン移行完了まで3ヶ月弱。
オリジナルプランでプラス、相場の下がっているときにセレクトプランへと移行完了。
タイミングとしては最高だったと思います。
今後は放置。
ひたすらコツコツと積み立ててまいりたいと思います。
まとめ
商品の上限数が定められたことによって、プランを変更するという無駄な手間が増えました。
本当に余計なお世話。
商品の上限数を突破したSBI証券は見事。
長期間運用するイデコは、手数料の差が大きな差となります。
手数料の安い「eMAXIS Slimシリーズ」でのイデコの運用を考えている人は、面倒ですが少しでも早くプランの変更を済ませてしまいましょう。
まずは資料請求をして、タイミングを見計らってになりますが、なるべく積立金額が少ないほうがダメージも小さくなりますしね。
資料請求はこちら→SBI証券
ただし、移行中に投資信託が上がるのか下がるのか?それはわかりませんので、そこはしょうがないっすね。
イデコだけでなく、いろいろと積立投資に奮闘中です。
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