老後資金のためにコツコツと積み立てをしていくiDeCo(イデコ)。
一度買付けの設定をしたら、日々の価格の上がり下がりにあまり一喜一憂せず、あまり気にしないのが運用成功のポイントと言われています。
「ほったらかし」がおすすめ!
しかし、ほったらかしすぎて残高不足に気が付かず、積み立てができないとどうなってしまうのでしょうか?
手数料が安く、商品が豊富な3機関「SBI証券・楽天証券・マネックス証券」の場合を調べてみたので紹介します。
SBI証券の場合
掛金引落日に残高不足や預金口座振替依頼書(自動払込利用申込書)の不備等の理由により掛金を引落すことができなかった場合、掛金引落日に対応する月の個人型年金への掛金はなかったものとみなされます。後日、追納等を行うことはできません。
引用:SBI証券
引落口座の残高が不足していた場合は、その月の積み立てはなかったこととなります。
あとから追納もできません。
つみたてNISAのように、3ヶ月間引き落とせなかった場合などの条件は書いてありませんでした。
楽天証券の場合
口座振替日に引き落としができない場合、その月の掛金は拠出されなかったという扱いになります。
口座振替日は、ひと月に1回のみで、後日、再振替や振込による掛金の納付はできません。
引用:楽天証券
全く同じでした。
マネックス証券の場合
マネックス証券のサイトに記載を見つけることができませんでした。
が、イデコナビにも上記と同様のことが書いてありましたので、どの金融機関でイデコをやろうとも、制度としては同じとなっているようです。
まとめ
私はSBI証券でイデコを運用しています。
証券会社の残高から買付けをするつみたてNISAと違い、イデコの場合は他の銀行口座から引落となります。(ネット系の銀行はイデコの引落に対応していないため。)
私は給料の振り込まれるメガバンクから毎月26日に引落がされますので、残高不足になってしまうリスクはつみたてNISAと比べると低いです。
一方で、つみたてNISAのように「3ヶ月間引落ができなかったら」といったような期限の定めがないので、あまり使っていない口座から引き落とす場合 、ずっと引き落としができていないことに気が付かないといった可能性もあります。
税金面での優遇が大きいイデコなので、残高不足で優遇を受けることができないのは痛いです。
イデコの場合は、こんな気持が大切かも。
まぁ運用状況を気にするなと言われても、最初のうちは逐一チェックをしてしまうと思うので残高不足で積み立てできないリスクは少ないと思います。
給料の振込口座など、メインでつかっている口座から引落の設定をしておけば安心ですね。
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